2014年6月29日日曜日

AMDのAPUについての雑感。

おはようございます。
たとえ深夜であっても一応、おはようございます。社交辞令らしいです。
更新遅れてごめんちゃい、毎度のことです。(ぉぃ)
さて、今回はCPUに関する雑感を書きなぐっていきたいと思います。


今回のネタはズバリ、AMDのAPUです。



筆者がPCを自作で作るようになったのはおおよそ10年ほど前からですが、その間何回もマシンが変わりました。

CPUだけに的を絞って、一応経歴としてまとめてみるとこんな感じです。

経歴

2004年 初の自作パソコン SocketA版Sempron 2400+ TDP約70W(Thoroughbredコアを参考)
2008年 2台目デスクトップ SocketAM2 Phenom X4 9750 @2.4GHz TDP 125W
2013年 3台目デスクトップ SocketFM2 A10-5800K @3.8GHz TDP 100W

1代目と2代目の自作パソコンは別途にビデオカードが必要な構成だったため、トータルでの消費電力は結構激しかったと思います。代が変わったのは単純にマザーやその他の部品が壊れたため、ほぼ4年に1回脱皮しています。経験談ですが、自作パソコンは業界での世代が1世代古くなるとどういうわけか(PC自体が自分の賞味期限を悟るのか)各所にガタがきて、買い替えもしくは交換せざる負えなくなるパターンが多い気がします。


時代の流れ

さて、そうこうしているうちにIntelからSandy Bridgeなる石が発売され、新たに追加されたSIMD命令であるAVXが命令セットに組み込まれ、モダンなOSはナウいチョイスXPからWindows7に移るわ、またまたそうこうしているうちにxpからWindows8へのアップグレードが期間限定で格安提供になるわ、という流れもありまして、3代目デスクトップへの移行はマザーが火を噴いただけなのに、全とっかえしてFM2ベースの新しいプラットフォームで組んでしまいました。

折しも、その時期はFM1がAMDから切り捨てられ、FM2マザーが数年はどうにかメジャーでやっていけるとの情報もあり、またAPUという、CPUとGPUを合体させた面白い石が出たこともあり、APUベースのシステムに移行した、というわけです。
板も新調したんだよ!


愛着

CPUコアそのものは初出で期待を大きく上回って爆死したBulldozerに少々の改良を加えたPiledriverコア(IPCの若干の向上、クロックメッシュの採用)で、あまり好きになれなかったのですが、なかなかどうして、しばらく使っているうちに、これはライトユーザーである筆者には必要十分な石だな、という雰囲気が感じられるようになりました。

ほら、よく言うでしょ?

ダメな子ほどかわいい

って!!

まあ、そんな感じです。


で、どうなのよ。

CPUとしての性能はA10と名乗っておきながら各種メディアの報道やベンチ結果を見る限り、IntelのCore i3~i5のミドル・ローエンド級の性能ですが、グラフィックがとても優秀で、(あくまでも個人的見解)内蔵GPUに関しては下手なグラフィックカードを積むより単体で十分動作する性能を見せてくれています。感覚としてはGeForce9600GT位の性能は余裕で出ますね。
勿論、Blu-ray映像FullHDのH.264なmkvファイルを余裕で再生しつつ、他の仕事ができるというコストパフォーマンス的にも歪みない製品だと思います。

まだソフトウェア的な対応がIntel寄りなのでアレですが、一応AVXも搭載していますし…。

激しく脱線した、閑話休題。


やっと本題

本題というか、今日の記事は完全に筆者の雑感と駄文と独断と偏見で書いています。
さて、本題。

先日、筆者がよく利用するパソコンショップで店員さんと話しているときにCPUの話題になったので、結構長話をして盛り上がってきてmicroSDを3枚買って帰った時の話です。

煌めくHaswell Refresh

昨日解禁されたという初物のHaswell Refreshの最高位モデル(Haswell Refreshで倍率ロックフリー、定格動作周波数4.0GHzという恐ろしい代物でした。当然お値段も約40000円と凄いことになってますがw)などを観覧して、宴もたけなわというか、話もたけなわになったところで筆者が目にしたSocket AM1版のSempron, Athlon。

25Wの小箱の内に秘める力(大袈裟)

ショーケースの中の説明文でTDPがAMDのCPUにしては異例の低さを誇る25W、さらに内蔵グラフィックスが従来のFM2 APUに採用されているVLIW4ベースではなく、FM2+のKaveriと同系列のRadeon Rxシリーズという点でかなり驚きました。
しかもAM1のAPUはチップセット機能をほとんどAPUのダイ内に内蔵しているので、対応マザーも安価で組めるという、なんとも魅力的な製品だったので、長話になってしまったのです。

さて、ここまで読んでくださった方で、「そのAPUいいなぁ…」と思った方、ちょっと待ってください。
何でも、店員さん曰く、いいことづくめに見える新生Athlon/Sempronですが、メモリコントローラがシングルチャネルなのです。!すでのな

大事なことなので言い方を変えてもう一度記載しておきます。
新生AM1プラットフォームのAPUがグラフィックに使うメモリ周りの設計は、A4, A6, A8, A10などに見られるデュアルチャネル構成ではありません、シングルチャネルなのです。!すでのな

救いはありません。


まとめ


色々と駄文をグダグダと書きましたが、個人的にまとめとして締めくくると、以下の一文に尽きます。

自宅鯖とか常時稼働とかへヴィーな使い方をしないならば一応お勧めはするが、個人的にはもうちょっと頑張ってFM2+のKaveriにした方が幸せになれそう。(AMD新たに安価なデスクトップパソコンを作るのなら)

そんな感じかな~。


ん?筆者の石は買い替える予定はあるかって?

マザーがFM2でFM2+のAPU載せられないから換えようにもRichland止まりだから換えられないんだよ!(怒り)
AMDの嘘つき…でも愛してる。(何)

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