2014年7月10日木曜日

2000円で8ピンPICライタを作ろう。

ネタ元はこちらです。回路図を公開してくださっているUEZ氏に感謝。


おはようございます。
さて、今回のお題は、マイコン電子工作黎明期から情報源が豊富にあり、今でも愛好家がいるPICを使っての電子工作についてのライター製作日記です。

JDM programmer互換のPICライタ(PICマイコンのフラッシュ領域にコードを書き込む機械)を作ろうという企画です。

正直、少し暇が出来た&基盤が余ってた&RS-232Cコネクタも余ってたのでPICライタでも作って8ピンのFLASH式PICマイコンをプログラミングしたい衝動に駆られ、作りました。

回路図は冒頭のリンクを参照していただくとして、いきなりですが写真。上部に見えるのは海外の電子工作愛好家にお馴染のALTOIDS缶のTinyバージョンです。
ホントはオリジナルのAltoidsを並べたかったのだけれども、手に入りませんでした(^^;)
筆者にALTOIDSを送ってくれると凄く喜びます。(何)

完成図。



必要な部品リスト
  • ユニバーサル基板
  • D-sub9ピンコネクタ(メス)
  • 配線材
  • 発光ダイオード3つ


ええ、主要な部品としてはこれだけです、これだけで出来ちゃうんです。貧乏な筆者としてはこれ以上ありがたいものはありません!!



半田面。





コネクタ部分


もうちょっとうまく作ればArtoid缶のTinyサイズに収まりそうですね。
PIC12F629(写真のICソケットに乗っかっているチップ)は内蔵で4MHzの発振子があるので、小さなおもちゃを作るのに役立ちそうですね。

8ピンFlashPICのみならず、従来のOTPROM版8ピンPICも焼けます。

サイトではIC-Progが利用できると書かれていますが、筆者の環境では焼けなかったので、Feng3氏のPicProg4Uで代用しました…が、PicProg4Uも64bit版Windowsには非対応のようで、所々エラーが出ます。(型番を正確に指定してるのにシグネチャが違うとエラーを吐いて書き込みができません。)

設定から「デバイスIDを確認する」旨のチェックを外すとどうにか、読み出しはできますが(^^;)

皆さんもぜひチャレンジしてみてはどうでしょう?ライタだけなら500円あれば作れるかと思います。

ん?RS-232CコネクタがPCにない?


こういうものを買えばいいんじゃないかな?

FTDIのUSB↔RS-232C変換モジュールです。秋月電子通商で1400円でした。



個人的にはPICは少々扱いにくい印象があるので、メモリがリニアで命令も豊富なAVRへ移行しつつあります。

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